作者:有家
※この記事は『闇夜に烏、雪に鷺』のネタバレを含む感想記事です。未読の方はご注意ください。
目次
あらすじ
和風歴史風ファンタジー。ベースは平安時代です。
四象シリーズ
四獣、玄武を建国神にもつ北の玄国(げんのくに)のお話です。玄武村出身の主人公と、年下の皇族のお話です。
※攻二人、受一人です。苦手な方はご遠慮ください。
本編完結、今後は番外編等を予定しています。
ムーンライトノベルズより
作品情報
| 種別 | 連載小説 | 状態 | 完結 |
| 文字数 | 172,366文字 | ページ数 | 45ページ |
| 関連作品 | 闇夜の灯火 | 掲載先 | ムーンライトノベルズ |
| R指定 | R18 |
商業化情報
なし
おすすめ度
- 最後まで2人×1人なのが良い
感想(ネタバレ注意)
時代背景や身分上仕方がない(と思えた)が攻めは2人とも妻帯者になる。気になる方は回避回避。
「2人×1人」という関係性のまま、きれいにまとまって完結する作品はめずらしい。
攻めが複数いる構図ですがどちらかの存在感が薄くなってしまったり、役割が似通ってしまうことがなく、それぞれにきちんとした個性と魅力があって、どちらも主人公にとって必要な存在として描かれているのが印象的だった。比べる必要がなく、「この3人だから成り立っている」と自然に思えた。
3人ともそれぞれに迷いや不安、割り切れなさを抱えながら「好きだから」で選んでいる関係なのが萌える。個人の葛藤や意見のぶつかり合いもあり3人で生きていく関係性が構築されている過程がリアルだった。
作中では、主人公が「子供を産む」という可能性について触れられる場面もあるが、物語の中ではそこまで踏み込まれない。そのあたりも気になったので続編とか出たらうれしい。
読後に「これでよかったんだな」と思える余韻のある終わり方だった。読み終わったあともしばらく「その後」を考えてしまう作品だった。