特別捜査部Q シーズン1感想|骨太ミステリーと個性派チームが魅力【ネタバレあり】

※この記事はNetflixドラマ『特別捜査部Q』シーズン1のネタバレを含む感想記事です。未読の方はご注意ください。

初めて当ブログにお越しになった方はまず「はじ」をご一読いただきますようお願い致します。

目次

作品情報

放送時期2025年話数全9話
ジャンルミステリー配信会社Netflix
監督スコット・フランク原作特捜部Qシリーズ
キーワード

ミステリー 未解決事件 個性的なキャラ

あらすじ

強引で無骨だが凄腕の警官が新設部署のトップに就任。寄せ集めとも言うべきはみ出し者たちを従えて、エディンバラ中の未解決事件の謎を解き明かしていく。

Netflixより

おすすめ度 

  • 本格的なミステリーが好きな方におすすめ
  • キャラの個性も楽しみたい人におすすめ

感想(ネタバレあり)

久しぶりに「続きが気になって止まらない」と感じた海外ドラマでした。

私は普段、海外ドラマだと1話完結の捜査ものを中心に観ることが多いのですが、本作はシーズンを通してひとつの事件を追い続けるタイプです。それでも全く中だるみせず、最後まで一気見してしまいました。

観ようと思ったきっかけは主演俳優
正直なところ、最初はストーリーよりも主演のマシュー・グードさんが目当てでした。
これまで名前を知らなかった俳優さんなのですが、とにかく格好良い。

後から調べると、『特別捜査部Q』は映画シリーズも制作されている人気作品で、原作小説は世界的なベストセラーとのこと。Netflix版もヒットし、すでに新シーズンの制作が決定しています。
人気シリーズだというのも納得の完成度でした。

未解決事件を追う「特別捜査部Q」
物語は主人公カールがある事件現場で失態を犯し、その後に職場復帰するところから始まります。
問題児扱いされているカールを持て余した上司は、新設された未解決事件専門部署「特別捜査部Q」へ半ば追いやるように異動させます。
新しい部署は地下の倉庫のような場所。最初は捜査どころか掃除から始まるという状況ですが、そこで最初の担当事件として選ばれたのが「メリット失踪事件」でした。
ここから長年解決していない失踪事件の再捜査が始まります。

個性的なチームがとにかく良い
この作品で印象的だったのは、事件だけでなく登場人物たちの背景もしっかり描かれていることです。
特にアクラムの存在感は抜群でした。イランで警察関係の仕事をしていたらしく、非常に有能。
ただし捜査手法はかなり危うく、「え、大丈夫?」と思うような場面も少なくありません。違法すれすれというか、ばれなければ合法と言わんばかりの捜査で何度もヒヤヒヤしました。
さらにローズも加わり、少しずつチームらしくなっていく過程も見どころです。

最初は寄せ集めにしか見えなかったメンバーたちが、それぞれの強みを発揮しながら事件に迫っていく展開は非常に面白かったです。

犯人予想は見事に外れた
物語が進むにつれて、散りばめられていた伏線が少しずつ繋がり始めます。
ただ、この作品はミスリードが上手い。怪しい人物は何人も出てくるのですが、私は見事に犯人予想を外しました。
個人的には上司がかなり怪しいと思っていたんですけどね……。

次々に新事実が判明するため、気が付けば毎話夢中になって観ていました。

「十角館の殺人」を思わせる仕掛け
この作品を観ていて特に興味深かったのは、ミステリーとしての仕掛けです。
詳しくは伏せますが、終盤には『十角館の殺人』を思い出すようなトリックがありました。
そのため原作小説にも興味が湧いてきます。映像化された内容を見る限り、小説版には叙述トリック的な要素もあったのではないかと想像してしまいました。もしそうなら、映像作品として再構成するのはかなり難しかったはずです。
ミステリー好きとしては、原作との違いも気になるところです。

まとめ
1話完結の捜査ドラマも好きですが、ここまでしっかりと作り込まれた謎解きならシーズン完結型も大歓迎です。
事件そのものの面白さはもちろん、カールやアクラム、ローズたちのやり取りも好きでした。あとたまに刺されるようなブリティッシュジョーク(スコティッシュ・ジョーク?)も飛び出てきて面白かったです。
ミスリードに翻弄されながら少しずつ真相へ近づいていく感覚は、ミステリーならではだと思います。
シーズン1だけでも十分満足度は高いですが、もっとこのメンバーでの捜査が見たいと思えたので新シーズンが今から楽しみです。
ミステリー好き、海外捜査ドラマ好きにはぜひおすすめしたい作品でした。

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