作者:有家
※この記事は『闇夜の灯火』のネタバレを含む感想記事です。未読の方はご注意ください。
あらすじ
和風歴史風ファンタジー。ベースは平安時代です。
四象シリーズ
四獣、玄武を建国神にもつ北の玄国(げんのくに)のお話です。
国の最北、玄武村の近くで宿屋を営んでいる主人公は、客として現れた貴族の男と出会い都へ招かれる事になった。玄武国の第二弾? 別に連載中の、闇夜に烏、雪に鷺とは別の話です。
玄武村出身の平民主人公と、年下の皇のお話です。
本編、番外編完結しました。
闇夜の灯火より
妊娠出産等の表現がありますので、苦手な方はご遠慮ください。
作品情報
| 種別 | 連載小説 | 状態 | 完結 |
| 文字数 | 137,983文字 | ページ数 | 40ページ |
| 関連作品 | 闇夜に烏、雪に鷺 | 掲載先 | ムーンライトノベルズ |
| R指定 | R18 |
商業化情報
なし
おすすめ度
- 身分差による価値観の違いからすれ違い
- 男性妊娠ものが好きな方
- (基本的に)強かな受けが好きな方
感想(ネタバレ注意)
ジャンルは和風ファンタジーだけど魔法などはなく平安時代がベースになっているので派手なアクションなどはない。
主人公は宿の主人なので商売気があるというか強かなところが好き。客観的な状況の把握もできているが故に感情を抑えるのに苦労しているところもいじらしい。
攻めが結構強引なところがあるので身分ゆえの価値観や振る舞いとして描かれているため、個人的にはあまり引っかからなかった。個人的にはわんこ系にかなと思った。
身分差による価値観の違いからの言動や感情の動きがリアルで引き込まれた。価値観の違いや二人とも率直に感情を伝えないのですれ違いが結構起きている。でもぶつかったあとにラブラブになるのは読んでいて微笑ましかった。
主人公の方が年上なせいか慣れてきたら掌で転がしているような姉さん女房感があって良い。けど予想外の行動をする攻めに結局振り回されているところもあるのでお互いに振り回しあっているカップルのような気がする。
この作品がファンタジージャンルになっている所以は男性妊娠・出産があるからだが関連作品の闇夜に烏、雪に鷺では妊娠・出産までは触れていなかったがこの作品では出産までする。その辺はファンタジー描写だけどあまり気にしなくて良い部分だね。幸せそうで良かった、というすっきりとした読後感で終わった。忘れたころにまた読みたい。